社員インタビュー INTERVIEW
真のお客様のことを考えて。
言いづらい相手でも
信念を持って伝える。
言いづらくても言わなければいけないことは、相手が上司でも、経営者でも、クライアントになる元請けさんでも、立場に関係なくきちんと伝えます。それは、真のお客様である施主さんにご満足いただくため。ご迷惑をお掛けしないためです。まだ自信を持って伝えることが出来なかった半人前の頃のこと。厳しいスケジュールに追い込まれて納期最優先の雰囲気が現場に漂っていた案件で、納得のいかない状態のまま仕上げてしまったことがありました。もしあの時、雰囲気に流されずに勇気を持って発言していたら…。消したくても消せない、一生背負う辛い過去です。誰のために仕事をするのか、仕事を通して何を守るのかを考えたとき、どんな時も一番はエンドユーザーである施主さんです。その信念は決して変わりません。もう後悔したくないから。だから、これからも仕事で「おかしい」と感じたことは相手を問わず、遠慮なく伝えます。伝え方が少し乱暴になることもありますので、そこは気をつけながら(笑)。
行動を伴う言葉の重要性を
スマホの操作ができない運転中に知った。
会社のシステムについても、改善点があれば率直に上司に伝えていました。上司から取締役に自分の意見を進言してもらって、事態が好転することを期待していたんです。でも、まったく実現しませんでした。当たり前ですよね。自分が直接、動いていないんですから。少し前、車での移動中にYouTubeを流して音楽を聴いていたときのこと。途中、CM番組が入って、ある講演家さんの話が始まったんです。違うチャンネルにしようとしたものの、運転中なのでスマホの操作ができません。仕方なく、「話の矛盾しているところや疑問に感じるところを突っ込みながら聞くか」と、訝しい気持ちで耳を傾け始めて…。突っ込むことなく聞き入ってしまいました(笑)。「人はどうあがいたって変えられない。変えるなら自分」というテーマだったのですが、話を通して自分は〝ハッ〟と気づいたのです。今までの自分は、自分の意見を他人に代弁させようとしていただけだ、と。何も行動していないのに正しいと思っている意見を言うだけで、みんなが動いてくれると勘違いしていたんです。
最近、以前から必要と感じていた全スタッフ参加の全体会議が社内で行われるようになりました。社長に直訴して生まれた結果です。ただ発言するだけではなく、積極的な行動によって変化が生まれることを教えられた、最初は胡散臭く感じていた(笑)YouTubeのCMに感謝しています。
もっともっと幸せになりたいから。
会社をどんどんよくしたい。
家族みんなで晩御飯を食べて、子供と一緒にお風呂に入って、布団で絵本を読み聞かせて子供を寝かせた後、一人で〝ピコピコ〟とテレビゲームをするのが何よりも幸せな時間です(笑)。
会社をよくしたい理由の一つは、幸せになりたいから。以前は出張や残業が多くて家族とふれあう時間があまりありませんでしたが、最近は夕方6時くらいに退社することも多くなりました。最近の若い人たちなら当たり前の終業時間かもしれませんが。働き方や仕事の覚え方など、昔の価値観を今の若い人に押しつけても理解を得られない時代。ワーク・ライフ・バランスの充実や丁寧で細やかな指導は、会社がよくなるために必要不可欠です。新人スタッフと自分とは親子ほど年の離れた関係になるかも知れませんが、心のケアまでできる密なコミュニケーションを目指し、今後も全力で取り組みます。新人スタッフが育てば、自分の仕事もやりやすくなり幸せになりますから(笑)将来、子供が家を出る時に「いいパパだった」と言ってもらえるように、もっともっと会社をよくしていきたいですね。